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夏休み子ども向け演劇ワークショップ2・3回目

執筆者の写真: NPO法人劇団サードクォーターブログNPO法人劇団サードクォーターブログ

更新日:2022年8月30日

皆さまこんにちは!ゆっきーです!


さて、先週より始まりました宮原コミュニティセンター、夏休み子ども向け演劇ワークショップ。

全10回の内、早くも2・3回目が終了しました。


2回目は、リズム体操から始まり、前回みんなで読んだ台本「ブレーメンの音楽隊」の内容を振り返ります。

みんな結構読み込んで来たようで、しっかりと話の流れを理解していました。


希望の役を聞きつつ、仮で配役し、台本の役読みをしました。

高学年の子はもちろん、低学年の子達もはっきりスラスラ読んでいてビックリしました。

おんどり希望の男の子はすでに役作りも考えてきたようで、表情、声の出し方がすっかり表現者!という感じでした。


語り部希望の男の子は、前回、語り部はただ話を進めるのではなく動物達の動きに合わせて読んでいったり、シーンの説明から本編へ戻すためバトンを渡す役目もある。という話があったのを意識してくれたのか、自分の語りが読み終わると次のセリフがある子へ顔を向けたり、手を差し出したりしていました。


今まで演劇とかやったことあるの?え、ないの?ほんとに?

驚きの余り、ゆっきー何度も聞いてしまいました。

こうしたらいいのかな?やってみよう!と考えて来た事を実行できる子ども達の力に驚かされてばかりです。


この日でほぼ配役が決まり、翌日の道具作りの打ち合わせもしました。

衣装はどんな色にするのか。耳や尻尾などはどうするか。

舞台セット、小道具・・・。必要なものはたくさんありますが、限られた時間で用意しなくてはいけません。しっかり打ち合わせをして、翌日の道具作りに望みました。



そしてWS3回目は道具作り。

まずはお馴染みのリズム体操で体をしっかりほぐしたら、工作室で道具作りをしました。

シーンで出てくる動物達が休む木や、泥棒たちの家、家の中の小道具など・・・チームに分かれて作成していきました。

学校も学年もバラバラな子ども達ですが、自然とチームができ、声を掛け合いながらすごい速さで道具が出来上がっていきます。



付き添いで来てくれていた保護者の方もいつの間にやら参加して、みんなでワイワイしながら作業すること2時間半。

舞台セットのほとんどが完成しました。


作りきれなかった耳や尻尾は宿題にして、

いよいよ来週からは芝居作りが始まります。


WSの目的である、自分の気持ちを表現する、伝える、誰かと何かを作り上げる、は今の3回でも十分成長があったように思います。

が、成長してきた彼らはもっと動きたくて、お芝居したくてうずうずしているようで、道具作りの後に「すぐ稽古始めてもいいのにぃ」と愚痴っていましたw


来週また楽しく遊ぼうね!

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埼玉県さいたま市を拠点に演劇の上演、教育機関への表現指導、演劇を通して表現方法を学ぶワークショップを行う地元密着劇団。
1990年の創立、2016年NPO法人化。現代劇や朗読劇、民話劇を中心に、心を豊かにする上質な作品を上演している。

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