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執筆者の写真NPO法人劇団サードクォーターブログ

10月30日(土)土曜チャレンジ 表現ワークショップ

10月30日、さいたま市にあります新開小学校に土曜チャレンジに行ってきました。




久しぶりに子供向け表現ワークショップをやりましたよ。

受けてくれたのは小学1年生〜6年生までの30人程度。

最初はみんな緊張したような表情をしていました。

挨拶も声が少し小さかったので、まずは体を少しずつ動かしつつ声を出すところから始めました。

座長に続いて声を出しながら右パンチをしてみたり、左パンチをしてみたり、

動物になったりました。




動物の特徴を伝えながら、体を動かす座長にみんなも楽しそうに真似っこ。

カエルになったりペンギンになったり、みんなと〜っても上手!

最後には窓の外に向かって大きな声を出しました。

外でサッカーの練習をしていた子達が何人かこちらをチラリ。

大〜成〜功〜〜!!とみんなで喜びました。

あんなに小さかった声が20分程で信じられないくらいに大きな声になりました。

それに合わせて笑顔が増えたようにも感じたのと、自分から話かけてきてくれる子も増えてきました。


そしてここからはチームに分かれて『変化鬼ごっこ』

座長が手を1回叩いたら逃げてる方も、追いかける方もお年寄りに。

2回叩いたらワニに。

待っているチームは審判になり、早くなってしまっていたり、二本足で歩いてしまっている子がいたら逮捕します。

繰り返すことで仲間意識も出てきて作戦を立てるチームもありました。

逃げる方も追いかける方もチーム戦ですものね。

残念ながら私のチームは負けてしまいましたが、とっても楽しかったです。

ワニが相当ハマったのか、休憩中はみんなワニになってて休憩どころじゃなかったなぁ。笑




休憩が終わり『パーマン』をしました。

パーマン1号→パーマン2号→ブービー→ウッキー

のあれです。※気になる人は調べてみてね!

最初はチームごとにやり、それからみんなで大きな輪になって。

しっかり(あなただよ)と指をさしてあげるとどんなに大きな輪になっても相手には伝わります。

みんな苦戦していたけどね。笑

そして特殊なこともやりました。

代表の子達数人と座長も混ざり、座長はブービーまで自分を差し続けます。

誰がブービーをもらうか分からないブービー危機一髪!!

よくみていないとウッキーが言えないよ。

(自分か!?自分か!?)とドキドキしていたと思いますが、しっかりウッキーをしていました。

学年問わずすごい集中力でした。


次は自分自身が木になってみました。

風に揺れてみたり、どんな強風にも耐えられる幹の太い立派な木になってみたり。

それぞれが思う木を自由に思い浮かべ表現してくれました。

何通りもの木ができていたね。

進んで自分の表現する木をみせてくれる子もいて、子供たちの開いていく感じがよく出ていました。

先生方も参加してくれて、子供たちも喜んでいました。


そして最後、『何か飛んできた』の表現をしました。

みんなで窓を見ていると・・・なんか飛んできた!!と座長の言葉に合わせて自由に表現しました。

UFOを想像していたり、変な生き物を想像していたり、思い思いのものを想像していて、空間が舞台上と同じ空気感になっていたなと思います。

他にも飛んできたけどどっか行っちゃったり、飛んできたと思ったら壁にぶつかって跳ね返ってしまったり、、、きっとそのシチュエーションに合わせて想像するものも違っていたね。


全てが終わったころには子供たちからキラキラがたくさん見えました。

来た時の表情がカケラもなくて、『またね』『バイバイ』と笑顔で手を振ってくれました。

先生も子供たちの新しい面がたくさん見えたようで、先生からもキラキラがたくさん見えました。

『子供たちの新たな可能性が見えました』とお言葉を頂き、私たちも本当に嬉しく思います。

子供たち一人一人の可能性をたくさんみれる活動をこれからもしていきたいと思いました。

このような機会をくださり、新開小学校の先生方、そして参加してくれたみんな本当にありがとうございました。


※少しでもこのような活動に興味がありましたら、劇団HPまでお問い合わせ頂ければと思います。


小泉 まき

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