ご無沙汰しております!
劇団サードクォーター・制作部の山口です。
前回の公演からはや3ヶ月。次の公演に向けて我々も稽古に励みます。
次回公演のチケットのご案内は当劇団HPにて案内しておりますが、皆様の思いから新たに生まれた【寄付チケ】も合わせてご紹介いたします。
①【寄付チケ】はじめました!
劇団サードクォーター、チビゲキ3年目の試みとして、このたび【寄付チケ】はじめました!!!
チビゲキも3年目になり、いろんな声をいただきます。
「都合が悪いから行けないんだけど、子どもたちの為に何かしたいな…」
「子どもの席を圧迫しちゃうから、大人は行きづらいな…」
「理由なんかないけども、何か手伝いたい!」(実はこれが一番多いかも)
寄付チケは、そんな優しい想いを受けとりたい、そして子どもたちに還元していきたい!と思い、今回ペイフォワードの概念をもとに、こんなチケットをご用意いたしました。
②寄付チケとは?
自分が観るためのチケットではありません。他の誰かが次にお芝居を見るための、チケットになります。
アメリカでこんなことがあった、というニュースを最近みました。
スタバで次の人に奢る。
すると、次の人も次の次の人に奢る。
さらに、次の次の人も、次の次の次の人に奢り、これが連鎖してずーーっと続いたそうです。
しかしながら、何も最近はじまったわけではないそうで……古くは日本の江戸時代からこの慣習はあったようです。
現代では、ニュースになるほど珍しいことかもしれません。しかし寄付チケ販売開始直後から、購入してくださる方がおられ、江戸時代だとか現代だとか関係なく「恩贈り」の精神を持った方がいらっしゃるのだなと、心が温まりました。
寄付チケの使い道といたしまして…
1)お芝居の質の向上
2)舞台の映像化→劇場に来られない子どもたちへ提供
3)チビゲキの出前公演→さいたま市以外の別の地域での公演
を、考えております。
いずれも、【誰か】が、お芝居を楽しめる為に使わせていただきます。
あなたの想いを次に繋げていきたいと思います。
③チビゲキのはじまりと我々の想い
チビゲキはもともと、親子で肩身を狭くしないで、気楽にお芝居が観られるような公演を作りたい!という思いから始まりました。
映画にせよ、お芝居にせよ「子どもが泣いたら迷惑がかかる」とか「子どもが飽きたら途中で抜けられるのかな」とか、いろんな心配や周囲への配慮もあり、心ある子育て中のパパママの足は劇場から遠退いてしまいます。
でも、ですよ。
もし、それらの心配がなくて、お芝居が観られる場所があるならば………どうでしょうか。
こちらのサイトでは、お芝居が子どもたちにもたらす効果について書かれておりますが、まさに我々が演劇をおすすめしたい理由です。
親子で観劇して、親子で感想を言いあって、親子で場共有できる。それは、とっても素敵なことだと思います。
我々は、その場所と空間を提供できるよう、日々稽古に励んでおります。
寄付チケットは今回はじめての試みです。
皆様のお気持ち、熱い想いをお待ちしております!!
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