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「昭和の絵本」ブログリレー⑤ 担当:鈴木潤

みなさん、こんにちは。

劇団員の鈴木潤です。

今回は特攻隊員の一人、工藤マサルを演じさせていただきます。

12月の公演に向けて絶賛稽古中です!

今週も稽古の様子をお届けします!

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●稽古の様子

動線引きが終わり、各シーンの芝居作りが進んでいます。

動線引きは「骨格作り」のようなもの。

物語を紡ぐ大切な線。

役者は動線に乗って動くなかで接点を取り、そこからドラマを生み出していきます。物語のベースとなる部分です。


芝居作りは「肉付け」。

動線で紡がれるドラマに厚みをつけていきます。

見ること、聞くこと。

相手に届けること、相手から受け取ること。

日常で当たり前のようにやっていることも、お客さんへ届けるためには、日常よりも丁寧に表現していく必要があります。


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僕も最初、苦労してたなぁ……。

先の展開が分かるため、先に進むことに意識が向いて、接点を取ることが疎かになり。

演出もよく言っておりますが、「セリフは結果」。

セリフが役から出てくるまでの過程が大事なのです!


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しかし課題を越えるたびに今までと違う景色があります。

見ること聞くこと。届けること受け取ること。

それが当たり前になってから、どんどんと新しいものが見えるように、聞こえるようになっていきました。


新しく参加してもらっているメンバーにも、ここを苦労してる人もいますが、是非ここを越えて、新しい景色・体験を得ていってほしいですねぇ……!

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●なぜ役者を始めたのか

廉くんからいただいた質問!

改めて考えると難しいですね……。


元々は舞台役者ではなく声優志望だった自分。

理由は、中高生の頃、声優は何でもやっていたから。

アニメや外画、ゲーム等はもちろんラジオだったりCD出したりライブやイベントがあったり、ドラマに出演される方も。

なんだか「声優なら、やりたいことなんでもできそうだなぁ」と思った気がします。

子供の頃から、ヒーロー番組観たらヒーローになりたかったし、刑事ドラマ観たら警察官になりたかったし、医療ドラマ観たら医者になりたかった。

振り返ってみると「変身願望」とか「楽しそうなことやりたい」って気持ちが、役者をやることに繋がっているのかもしれません。


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役という自分ではない誰かを演じて、

日々の稽古で積み上げていく過程も楽しい。

改めて考えると、結果、やりたかったことをやれているような気がします。


9月20日、21日、23日の稽古の様子⬇️


●次回担当者の指名

では、ここで次回ブログの担当者を指名したいと思います!

指名させていただくのは……

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避難民役の小澤千佳子さん!(写真右の方)

劇団Liebeで活躍されている小澤さん。

以前にも一度、サードクォーターの作品に参加していただいたこともありました。

今回久しぶりにサードクォーターの作品に参加いただくことになりました。

小澤さんにお聞きしたいのは

「ご自身の劇団とサードクォーターで違いを感じるところ、面白いなぁと思うところがあれば教えてください」です!

よろしくお願いします。



12月6日(土)彩の国さいたま芸術劇場 小ホール

11:00〜 / 17:00〜 (全2回公演)

高校生以下¥2,000  / 一般前売¥3,000 / 一般当日¥3,300

9月14日10:00〜チケット発売開始


【応援隊募集中】

劇団の代表作でもある感動作「昭和の絵本」

空に憧れる特攻隊の4人の青年たちの物語です。こちらの作品をお手伝いしてくださる方を随時募集しています。

ぜひ劇団ホームページをチェックしてください♪



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特定非営利活動法人劇団サードクォーター事務局

〒336-0035

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http://www.tqtqtq.org/

埼玉県さいたま市を拠点に演劇の上演、教育機関への表現指導、演劇を通して表現方法を学ぶワークショップを行う地元密着劇団。
1990年の創立、2016年NPO法人化。現代劇や朗読劇、民話劇を中心に、心を豊かにする上質な作品を上演している。

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