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落語芝居「子ほめ」in 都賀の台マルシェ

みなさん、こんにちは。

劇団員の鈴木潤です。


11月も半ばを過ぎ、冷え込んできました。

そんななか劇団サードクォーターは、ありがたいことに本番の連続です!


まずは11/13(日)、商店街「都賀の台ショッパーズ 」で開催される「都賀の台マルシェ」にて落語芝居「子ほめ」を上演させていただきました。


たった一人ですべての役柄を演じ切る落語。今回はその落語を舞台で演じてみようと敢えて芝居に致しました。


ここで「子ほめ」のあらすじを簡単に紹介。

「悪気はないのですが口の悪い熊五郎。ご隠居から『世辞を覚えなきゃいけない。うまくいけば世辞でお酒の一杯でもありつけるぞ』。早速誰かに試して一杯ごちそうになろうと、外へ飛び出していきます。伊勢屋の番頭さんに会いますが、なかなか世辞が思ったようにうまくいきません。そこで、子供をほめるのならうまくいくだろうと、最近子供が生まれたばかりの友だちの家を訪ねます。はてさて、お酒にありつけるのか?」


この作品は以前にも浦和コミセン祭りでの上演や、2020年のコロナ渦でのリモート稽古をしたこともある作品。今回は以前とは一部キャストを変更しております。


芝居でありながら落語。

落語の雰囲気を消さないために、いつも以上に生っぽさを重視した見せ方を意識した作品づくりをしました。


当日も車の交通、風が吹く中でしたが、観客の皆様が物語に集中している空気を感じることができました。本当にありがとうございます。



さて、前回(2020年4月)も「都賀の台マルシェ」を主催している、都賀の台不動産株式会社の丸山さんに「都賀の台マルシェ」の開催意図についてお伺いしましたが、

今回はマルシェの開催場所である「都賀の台ショッパーズ」にて来年開店予定のシェア型本屋「都賀の台るほん」について、お伺いしました。


シェア型本屋というのは、本棚の一部スペースを個人に月額で貸し出し、棚主さんが好きな本を並べて販売ができる本屋です。

店長(店番)も棚主さん同士で交代で務めるのですが、ただ店番をするだけじゃない!

店番を務める間、棚主さんでワークショップを開くなど自身でイベントごとにしていくような、そんなことを面白がってくれる人が集まってくれたらいいな、と思っているそうです。


もともとあるキッチンを外し洗面台だけにして、カンターを置いてコーヒーを出せるようにしたり…

リゾート地にあるようなハンギングチェアをぶら下げてユラユラしながら本を読めるようにしたり…

土足であがれるようにして、子供が遊べるスペースも作って…

…などなど、丸山さんのなかでも色々なアイデアがあるようです。


それも、

ここにしかない"これ"というのがあれば、人はあつまってくるな

と思ったからとのこと。

山奥のラーメン屋さんって、何か尖っていれば山奥でもみんな行く。変わったところを目的としてくる人はいるんだ、と。

レンタルキッチン&レンタルスペースの「都賀の台カシス」もインスタを始めたら都内からも来る人が増え、それも学びだったそうです。


マルシェだと駐車場潰してしまうので車では来れなくなってしまうけれども、

マルシェ以外の時でも「カシス」や「るほん」のような場所があれば、広い範囲で人が集まってくる場になる。「人が集まる場を作りたい


「元気な街だったのを知ってるから、絶対できるなぁ。40年かけて段々衰退してきたものは、逆に40年かけてまた元に戻るかな、と。やり方によってはできるなぁ」と思っているそうです。


4月にもお話をお伺いしましたが、丸山さんが目指しているところは変わらず、しかし実現のために、また別のアイデアを進めているのだと分かり、僕も刺激をもらえました。

丸山さん、今回もお話ありがとうございました。


開店準備中の「るほん」は当日、役者の準備で利用させていただきました。

当日はまだ、いかにも「工事中」という感じでしたが

現在はだいぶ部屋らしくなっているようです!


作品上演の場・機会もいただき、さらに良い刺激になるお話もお聞かせいただき、本当にありがとうございました!

また是非、ここで上演できる機会を楽しみにしています。

みなさんも是非、我々劇団サードクォーターの公演とは別に、一度「都賀の台ショッパーズ」にお越しください。


最後に

事務所にもどり、お土産片手に劇団員の集合写真(一部お土産以外を持ってる人も…)


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