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なぜ劇団がLGBTの講座をやるのか のお話 パート2

更新日:2018年11月30日

■LGBTの方との出会い

2015年8月30日 さいたま市民活動サポートセンター(浦和区)にて登録団体同士が写真撮影を通して交流し、お互いの活動を知るきっかけづくり、魅力的な写真やワークショップで活動のPRとなる場をつくる夏の交流イベントが開催されました。 劇団は写真撮影を担当として、「性的マイノリティの人権を守る団体」の活動を撮影することになり、初めてL(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)の方々とお会し色々お話しする中で、普段の生活やさいたま市に於いてのLGBTの受け入れ状況、 LGBT成人式などの開催予定があるなど、取り巻く状況を知り、自分が知らないだけで、いろいろな性があることを知りました。

交流イベントは、夏休みということもあり、小学生の子供たちもたくさんプレゼンを聞きに来てくれました。 私たちのプレゼンでは、LGBTのことをわかりやすく解説し、 最後に「もし、自分の友達に相談されたらどうする?もし自分だったらどうする?」と直接問いかけしました。

結果、ありがたいことに8団体中1位に選ばれました。 そのことから、問いかけることの大切さ、当事者ではない我々(アライ)がプレゼンするということも大きな意義があったと思います。






■自分の子供に性の多様性をどう説明するか! 私は、 小学校二年生の息子がいるのですが、いろんな性やいろんな生き方があるんだよ!ってお話をするにはどうしたらいいかな?と、考えていました。 親ならば、我が子が一人で生きていく力をつけてほしい。 自分で判断できる力をつけてほしい。 自分で行動できる人になってほしい。 優しい人になってほしい、もう上げたら尽きません。


■そうだ、劇団で講座を開こう! 親の価値観で子供をがんじがらめにしないためにも、一緒に考えて学んでいく。 そして、世界はいろんな価値観があるのだと知ることが、まずは大切なのかと思います。 私たち劇団は、いろんな事象や人、歴史、テーマにフォーカスできる演劇というものを作っています。時間をギュギュっと短縮して、観客にポーンと投げる。 そうすると、見ている人から拍手や笑いや涙がぽーんと返ってくる。 共感するってことですね。そこには、*アライというまなざしがある。 *アライ(Ally)は、LGBT当事者たちに共感し、寄り添いたいと思う人たちのことを指します。

劇団は、いろんな立場の人のアライであるのかなと。共感し、寄り添うことができる。たった一人でも味方がいるだけで、歩いていける人はいます。

結論:味方になれる子供になってほしい! write: 制作総指揮 聡美杏

https://www.tqtqtq.org/blog/なぜ劇団がlgbtの講座をやるのか-のお話

12/2 開催 

さいたま市男女共同参画推進市民企画講座 親子で学ぶ・自分で学ぶ LGBTってなあに?絵本で学ぼう、いろいろな性、いろいろな生きかた この講座をさいたま市でLGBT講座にご興味のある学校や、学童、 お声かけいただければたくさんこの講座を広げていきたいと思います。

ご用命は劇団まで

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